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「ボクの光りは密会した人妻さん」
第2章 ブラック企業~求める人妻~
翌日の公休日

深夜

もう精神的にまいっていた…

日帰りで実家の往復

高速道路を走りながらやるせない気持ち…

実家でちょっとした問題を抱えていたボクは仕事以上に滅入ってしまった…

もう何も考えたくない…

仕事も、プライベートも、なにもかもオーバーワークで

誰もがこちらに振ってきて

誰もがフォローしてくれない

いつもなら車内はガンガンに音楽が鳴り響き、熱唱しながら快適なドライブのはずが
さすがに今夜は何の音楽もかけず、ただエンジンのうなる音だけを聞いていた…

ブルルルル…

メール着信のバイブが震える

高速道路とはいえ深夜の一本道
ボクは携帯の画面を開いた…

相手は店舗スタッフの満代さんだ…

「明日のシフトどうしましょうか?」

ああ…そうだった
連絡するといって何にも出来なかった…

「ゴメン、今は帰りの高速です、ちょっとシフト組めそうにないです…」

申し訳ない気持ちと自暴自棄な気持ちが戦ってる…

ボクは管理者なのに、なんて無責任なんだろう…

「実家に帰ってたんですね、また問題ですか…大丈夫ですか?明日はいったん出勤しますね」

満代さんには世間話として実家で抱えてる問題を軽く話しをしていたので察してくれたみたいだった…

「明日よろしくお願いします…シフトすいませんでした…もう実家に帰ると…気持ちが沈んでしまってます…」

ついお店のスタッフさんに愚痴ってしまった…
情けねぇ…

「元気だしてください…何かわたしでお力になれたら良かったのですが…」

やさしいな…
いつもなら事務的な返信しかしてこなかったのに…

ボクは一旦携帯電話を助手席に放り投げ、ぼぅっと流れる高速の街灯を見つめていた…

再び携帯を手にして満代さんに返信をうった

「ありがとう、こんなときは満代さんの谷間でも思い出して、元気に復活しますよ」

普段なら絶対に送らない内容だ
今は苛立ちや不安で気持ちがすさんでた…

返事は来ない…

そりゃそうだ!
面くらっただろうし、気分を害したかもしれない

ボクは高速をおり、一般道をトロトロ走り、深夜の黄色い点滅信号をいくつも通り過ぎた

ブルルルル…

返信が来た

満代さんだ

文句でも書いてきたか?

文面には…

「わたしにはこれぐらいしか出来ませんが…」

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