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妄想チャンネル 〜タイムトラベル〜
第2章 ch.1:欲深なシンデレラ
ーーー結婚式やパーティーは着々と進み、咲子と王子は夫婦となった。
咲子は、左手の薬指に輝く宝石にうっとりしていた。
「咲子、そんなにその宝石が気に入った?」
「え?ううん、違うの。」
「じゃあ、どうしてそんなに指輪を見つめているの?」
「本当に、貴方と結婚したんだなって、余韻に浸ってただけだよ。」
「もう、咲子は可愛いな。」
「ひゃっ。」
急に抱きしめられて、声が漏れてしまった。
「本当に、可愛い。」
「も、もう・・・からかわないで。」
赤面する咲子から全く目を逸らしてくれない。
「からかってなんかいない。僕の妻は世界一可愛い。愛しているよ。」
「わ、私も・・・。」
優しい笑みを浮かべて、ゆっくりと顔が近づいてきた。
柔らかくて暖かい唇が、咲子の唇にそっと触れる。
咲子は、左手の薬指に輝く宝石にうっとりしていた。
「咲子、そんなにその宝石が気に入った?」
「え?ううん、違うの。」
「じゃあ、どうしてそんなに指輪を見つめているの?」
「本当に、貴方と結婚したんだなって、余韻に浸ってただけだよ。」
「もう、咲子は可愛いな。」
「ひゃっ。」
急に抱きしめられて、声が漏れてしまった。
「本当に、可愛い。」
「も、もう・・・からかわないで。」
赤面する咲子から全く目を逸らしてくれない。
「からかってなんかいない。僕の妻は世界一可愛い。愛しているよ。」
「わ、私も・・・。」
優しい笑みを浮かべて、ゆっくりと顔が近づいてきた。
柔らかくて暖かい唇が、咲子の唇にそっと触れる。