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妄想チャンネル 〜タイムトラベル〜
第2章 ch.1:欲深なシンデレラ
「真っ赤だね、咲子。」
「も、もっとっ・・・。」
「咲子・・・。」
これ以上恥ずかし目を受けたくなくて、もっと触れていたくて、初めてのキスなのに、欲がどんどん沸いてきて無意識に強請っていた。
王子は抵抗なく受け入れる。
触れては離れ、触れては離れのキスを何度も繰り返すうち、咲子はどこかもどかしい感情を抱いていた。
「咲子、どうしたんだい?」
「・・・っ。」
咲子のつれない表情に気づいた王子は、さりげなく手を握って覗き込む。
した事がないにしろ、友人やドラマの影響で多少は身についた様々なキスに、興味すらないわけではない。
咲子は、もっともっと、深いキスをしたくなってしまったのだ。
身体は火照り、心臓は尋常じゃないくらい速く脈打っていて、握っている手から伝わりそうでうまく言葉が発せない。
「も、もっとっ・・・。」
「咲子・・・。」
これ以上恥ずかし目を受けたくなくて、もっと触れていたくて、初めてのキスなのに、欲がどんどん沸いてきて無意識に強請っていた。
王子は抵抗なく受け入れる。
触れては離れ、触れては離れのキスを何度も繰り返すうち、咲子はどこかもどかしい感情を抱いていた。
「咲子、どうしたんだい?」
「・・・っ。」
咲子のつれない表情に気づいた王子は、さりげなく手を握って覗き込む。
した事がないにしろ、友人やドラマの影響で多少は身についた様々なキスに、興味すらないわけではない。
咲子は、もっともっと、深いキスをしたくなってしまったのだ。
身体は火照り、心臓は尋常じゃないくらい速く脈打っていて、握っている手から伝わりそうでうまく言葉が発せない。