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妄想チャンネル 〜タイムトラベル〜
第2章 ch.1:欲深なシンデレラ
「では、私の役目はこれで終わりです。何度願い直しても、元の世界に戻る事はないでしょう。」
「ありがとう、ございました。」
「幸せな未来になるよう祈っています。」
また、一瞬の瞬きで少女は消えた。
自分で決断した事だ。
これからは、全力で王子を愛し慕っていく。
絶対に大丈夫。
なんて言ったって王子様。
元の世界にいたような下品な人達とは違うのだから。
ーーー
ーーーーーガチャ。
「咲子、誰かと話していたの?」
「ううん、なんでもないっ。」
しばらくすると、王子が部屋に戻ってきた。
お風呂上がりなのか、髪が濡れている。
水も滴る何とやらとは、王子に相応しい言葉だと、うっとり見つめた。
「なんでそんなに見つめるの?」
「つい見惚れてしまっただけです。」
もう。と王子は笑う。
「ありがとう、ございました。」
「幸せな未来になるよう祈っています。」
また、一瞬の瞬きで少女は消えた。
自分で決断した事だ。
これからは、全力で王子を愛し慕っていく。
絶対に大丈夫。
なんて言ったって王子様。
元の世界にいたような下品な人達とは違うのだから。
ーーー
ーーーーーガチャ。
「咲子、誰かと話していたの?」
「ううん、なんでもないっ。」
しばらくすると、王子が部屋に戻ってきた。
お風呂上がりなのか、髪が濡れている。
水も滴る何とやらとは、王子に相応しい言葉だと、うっとり見つめた。
「なんでそんなに見つめるの?」
「つい見惚れてしまっただけです。」
もう。と王子は笑う。