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妄想チャンネル 〜タイムトラベル〜
第2章 ch.1:欲深なシンデレラ
「それより咲子。君に話があるんだ。」
「はい、なんですか?」
王子はそう言うと、ベッドの淵に腰掛ける。
咲子を見つめて話を進めた。
「君は僕の妻だ。よって、これからは僕の身の回りの世話をして貰いたい。」
「はい、頑張ります!」
「掃除は洗濯、料理はこの城の使いやメイド達の仕事なので、そこあたりは気にしなくていい。」
「え?じゃあ、身の回りの世話って?」
てっきり掃除洗濯家事を熟せという事かと思っていたのに。と、頭の上にはてなマークが出る。
「言い方が悪かったかな?正確に言うと、僕の世話だな。」
「は、はい?」
「さっきは、咲子ぐっすり眠ってしまっていたからメイドに頼んだんだけど・・・これからは咲子が共に入浴し、僕の身体を流してほしい。それから、朝晩や仕事前の着替え、歯磨き、耳そうじーーーーーーーー」
思わず耳を疑ってしまう事ばかり要求されるが、ベラベラと当然のように話すのでとりあえず受け入れていく。
よく考えたら、童話シンデレラのお話で結婚後の生活なんて読んだ事がなかった。
王子という身分柄、庶民や周りが世話をするのは当たり前なのかもしれない。
好きな人の為ならばと考えれば容易いはず!ーーーなぁんて、思っていた矢先。
「はい、なんですか?」
王子はそう言うと、ベッドの淵に腰掛ける。
咲子を見つめて話を進めた。
「君は僕の妻だ。よって、これからは僕の身の回りの世話をして貰いたい。」
「はい、頑張ります!」
「掃除は洗濯、料理はこの城の使いやメイド達の仕事なので、そこあたりは気にしなくていい。」
「え?じゃあ、身の回りの世話って?」
てっきり掃除洗濯家事を熟せという事かと思っていたのに。と、頭の上にはてなマークが出る。
「言い方が悪かったかな?正確に言うと、僕の世話だな。」
「は、はい?」
「さっきは、咲子ぐっすり眠ってしまっていたからメイドに頼んだんだけど・・・これからは咲子が共に入浴し、僕の身体を流してほしい。それから、朝晩や仕事前の着替え、歯磨き、耳そうじーーーーーーーー」
思わず耳を疑ってしまう事ばかり要求されるが、ベラベラと当然のように話すのでとりあえず受け入れていく。
よく考えたら、童話シンデレラのお話で結婚後の生活なんて読んだ事がなかった。
王子という身分柄、庶民や周りが世話をするのは当たり前なのかもしれない。
好きな人の為ならばと考えれば容易いはず!ーーーなぁんて、思っていた矢先。