この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
主人公らしくない主人公に恋をして。
第1章 「常識なんて、クソくらえぇぇ!!!」
「…でも、ただ貰うだけじゃ意味がない。だから…」
「…え、んんっ…!」
突然、唇を柔らかい感触が包んだ。
え、え、え、え、
「…んんんーーーっ!!」
なんで、キスされてるのー。
捕まれてる腕を離そうともがくけど、離してくれない。
足をバタつかせるけど、足の間に雪の足が割り込んできて余計に動かせなくなった。
最悪……。
息も苦しくなってきた、
雪は角度を変えて何度も口づけを繰り返す。
息が続かない…
プハッ
思わず口を開けると、ここぞとばかりに雪の舌がぬるっと口内に入ってきた。
うそうそうそうそ…!!