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主人公らしくない主人公に恋をして。
第1章 「常識なんて、クソくらえぇぇ!!!」
授業中、松本君は遠慮しながら教科書を覗いていた、
真面目な松本君が忘れ物なんて、珍しいこともあるものだ。
それに比べて…
───チラッ
「…くか~…スー…」
なんで、あいつはまだ寝てるの、
勉強しないんだったら、その枕になってる教科書を真面目な松本君に貸してあげなさい。
そう、ワナワナ思っていたら。
バチっ。
「…へ?」
雪と目があった。
そして、また雪は目を閉じた。
何、アイツ…。
(怖い夢でも見たか……?)
うーん。
ま、いいや。
━━━━━━━