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S⇔M
第7章 小水
「あっ、愛ちゃん、ちょっと」
「ん?どした?」
うにうにと足でぺニスを踏みつけていた愛華の足が止まる。

「ちょっと、おしっこしたくなった」
「ありゃ。いいよ!」
「ちょっとトイレ借りてくるね」
「ダメ!ふふ」
パンツを履こうとしたヒロを遮り、愛華が笑う。

「なんで・・いいよって」
「うん。いいよ、しても」
「じゃあ」
「ここでするならいいよ。」
「え?車のなかで?でもどこに・・・」
愛華は残り少なかったペットボトルの炭酸水を飲み干した。
「この中にして。」
先日Mになった愛華とは、うって変わって
拒む事は許してもらえない雰囲気。
「イヤならいいよ、我慢してれば」
ニヤニヤと笑いながらも決して眼を逸らさない。
「うう・・・・トイレ近くにあるのに」
「もっと近くにあるって!ほらトイレ」
「それトイレっていうか・・・うう~!」
尿意とは意識し始めるとすぐに我慢の限界に達するもので・・・愛華がどんどん期待の表情を見せる。

「あぁ~ヤバい~!」
「我慢してるんでしょ?すっきりしたら?」
「ううっ・・・」
ヒロがペットボトルを手にし、見つめる。
愛華はニコニコしてもう何も言わない。

ここで愛華に見られながらペットボトルに・・・
足で踏まれたり手で掴まれたりするのはまだ愛華の手足で局部が隠れる。
ペットボトルにするのを愛華が見るということは、いくらスモークの貼られた車内とはいえもっと自身を晒すことになる。しかし・・・限界。

「うう・・・・わ、かった・・・」
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