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奴隷からのはじまり。
第3章 さん、妹もいるの。
四つん這いの玖路香は尻を突き出してねだるように腰を揺らす。その膣に、深雪の指と玩具が繰り返し出入りした。愛乃はこの禁断のプレイを楽しむように、音をたてて妹の蜜を啜り、友であり奴隷でもある少女を視線でなぶる。
やがて、玖路香も深雪も絶頂をきわめて、高い声をあげて蜜を噴き出した。びっちょり濡れたシーツを満足そうに見つめた愛乃ひとりイッていないが、いちばん没頭していたのは彼女だったように玖路香は思う。
「深雪、いっしょにお風呂に入ろう。久しぶりだから。くうちゃん、わたしたちが入った後のお湯、ありがたく飲んでもいいよ」
ひどい言葉だがおそらく冗談ではない。
玖路香はベッドに崩れたまま、微かに顎を縦に動かした。
それから一週間、深雪は屋敷にいて、愛乃と二人で玖路香をもてあそんだ。とはいえ、どこかおっとりしてツメの甘いところのある深雪は、姉ほど玖路香を追い詰めるのがじょうずではない。ときには逆に玖路香に追い上げられることさえあった。
「くうちゃん、奴隷のくせにさんざんイイ思いしてたよね。深雪のおっぱい吸ったりもして」
放課後、薄暗い図書室のすみで、愛乃が玖路香を責める。怒っているわけではなくて、単にまたお仕置きがしたいだけだ。
大好きな妹が去ってしまって、寂しいせいもあるのだろう。
「ここ、静かだし、みんながお勉強に使う神聖な場所だから。くうちゃんみたいな淫乱がいるのは、いちばん似合わないよね」
ほかに人のいない図書室で、自分たちの場違いさを改めて意識させるようなことをささやく愛乃。自主的に本を読むことのない彼女の頭には、こういった不毛な行為の計画しかないのだろうか。
もう言葉もない玖路香は、哀れな犬のようにただ、首を振った。
そこへ、微かだが、カツカツと足音が聞こえる。玖路香の制服のネクタイをほどきかけていた愛乃が手を止めた。
「……レンちゃんだ」
隣のクラスに、柿沢(かきざわ)紅蓮(ぐれん)という、スタイルのいい帰国子女がいるのを、玖路香も知っている。ヒトがキライなのか、頭がいいから周囲がバカに見えるのか、群れない彼女に、玖路香は密かに憧れを覚えていた。
やがて、玖路香も深雪も絶頂をきわめて、高い声をあげて蜜を噴き出した。びっちょり濡れたシーツを満足そうに見つめた愛乃ひとりイッていないが、いちばん没頭していたのは彼女だったように玖路香は思う。
「深雪、いっしょにお風呂に入ろう。久しぶりだから。くうちゃん、わたしたちが入った後のお湯、ありがたく飲んでもいいよ」
ひどい言葉だがおそらく冗談ではない。
玖路香はベッドに崩れたまま、微かに顎を縦に動かした。
それから一週間、深雪は屋敷にいて、愛乃と二人で玖路香をもてあそんだ。とはいえ、どこかおっとりしてツメの甘いところのある深雪は、姉ほど玖路香を追い詰めるのがじょうずではない。ときには逆に玖路香に追い上げられることさえあった。
「くうちゃん、奴隷のくせにさんざんイイ思いしてたよね。深雪のおっぱい吸ったりもして」
放課後、薄暗い図書室のすみで、愛乃が玖路香を責める。怒っているわけではなくて、単にまたお仕置きがしたいだけだ。
大好きな妹が去ってしまって、寂しいせいもあるのだろう。
「ここ、静かだし、みんながお勉強に使う神聖な場所だから。くうちゃんみたいな淫乱がいるのは、いちばん似合わないよね」
ほかに人のいない図書室で、自分たちの場違いさを改めて意識させるようなことをささやく愛乃。自主的に本を読むことのない彼女の頭には、こういった不毛な行為の計画しかないのだろうか。
もう言葉もない玖路香は、哀れな犬のようにただ、首を振った。
そこへ、微かだが、カツカツと足音が聞こえる。玖路香の制服のネクタイをほどきかけていた愛乃が手を止めた。
「……レンちゃんだ」
隣のクラスに、柿沢(かきざわ)紅蓮(ぐれん)という、スタイルのいい帰国子女がいるのを、玖路香も知っている。ヒトがキライなのか、頭がいいから周囲がバカに見えるのか、群れない彼女に、玖路香は密かに憧れを覚えていた。