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オレの可愛い先生
第3章 彩ちゃん、テンパる
で、2時限目。

ガラッ…

「はい。数学の授業は、テストです。出来た人から、自由時間にして下さいね。」
「やった!」
「寝れる。」
「お昼に採点して、帰りの会で返します。」
「いらねぇ。」

彩ちゃん、前から配り始めた。

「では、始めてくださぁい。」

¨ふぅん。過去問と応用、基礎問ね。¨

俺は、解き終わると、携帯を弄った。

チラチラと彩ちゃんを見ると、時々目が合う。

¨余裕の表情だなぁ。さて、どうやって苛めようかな?¨

(彩)¨あっ、なんか妙な笑い方してるなぁ。数学って、苦手な子が多いから、大丈夫だと思うけど。決して、嫌いじゃないんだけどね…。¨

「はい。終了。後ろから前に回して、持ってきて下さいね。」

ガラッ…

先生が、教室を出ていった。
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