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泡のように
第16章 15.
「だって先生ウケる」
「マジで話してんだから最後まで笑わずに聞けよ。俺はな、その時ばかりは自分が嫌になったんだ。なんで俺ってこんなに絶倫なんだろう?こんなに欲望に忠実に生きていてイイハズねぇダロって。教師だし聖職者としてまっとうに生きねば、ってよ。愛莉の時も常に思ってた。愛莉は前にも話したけどサイトで知り合ってさ、寂しいガキだったよ。殴る親で。だから俺みたいなのに縋って来たんだな。ああー俺ってガキに手を出して最低、でもガキを自分のもんにしたいっていう欲求は抑えきれねぇ、その狭間でもがき苦しむ俺、罪悪感を打ち消すためになんやかんや買い与えたせいで罪悪感と比例して貯金残高も減っていったよ、それに愛莉は学校の友達とかにドコドコの高校のダレダレと付き合ってるって言いふらしてたみたいで。さすがにもうバカらしくなって別れたとこでお前と出会って、また手を出しちまった。俺のこれはもう病気なんだなって思ったけど、お前を抱いても抱いても欲望が尽きねぇんだ。おかしいよな。お前こそはまともに好きになりたいのにな。こう見えて俺スゲェ悩んでたんだぜ。前の嫁の失敗を踏まえて、お前だけはせめてある程度のラインで止めておきたいって。でも昨日お前の兄貴と会って気付いた。あ、別にもういいかな、ってよ。だってお前、そういう女なんだ。なんか分かんねぇけど、男の欲望を最大限引き出してしまう女なんだ。仕方ねぇよなって」

 笑いが止まらない唇に、先生の唇が重なる。
 そのまま押し倒されて、床の上。

「責任転換だって思われてもいいよ。お前が兄貴のことを好きでさ、今後どんだけ抱かれたって、別にどうだっていいよ。むしろ興奮するよ。だって全部お前のせいなんだから、仕方ねぇだろ?俺はお前のことが好きだ。絶対に手放したくない。なぁ、俺と一緒になってくれよ」

 
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