この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
泡のように
第21章 20.
 バックミラー越しにアキホの黒い瞳と視点が合った。
 アキホのそれはすぐにニヤリと歪んだ。
 アキホは私に言う代わりに、お兄ちゃんの名前を呼んだ。

「篤志、やっぱウチじゃなくて母さんちに送ってくれよ」

 お兄ちゃんは一瞬眉間に皺を寄せたけれど、すぐに右折ランプを点灯させて中央分離帯に入った。

「篤志も母さんに会っていく気だったんだろ?アタシを送った帰りに」

 アキホはニヤニヤ、ずっと笑っていた。

/324ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ