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泡のように
第4章 3.
 お父さんは私が生後3ヶ月の時に亡くなったから、私はお父さんのことを何も知らない。
 だから、写真も思い出もいっぱい持ってるお兄ちゃんが羨ましく思ったりもする。
 僻んでも仕方ないのだけど。
 父親の愛情って、きっとあったかくてでっかいんだろうなって。


 それと同時に、子供の人生を縛り付けるものでもあるのかな、とも思う。



 それこそ。
 対人恐怖症レベルの超人見知りで本来人前に立つべきでないお兄ちゃんがさ。
 小さい頃ノリでうっかり交わしてしまった約束を必死で守ってさ。
 教師になっちゃうくらい。



 強く、深く、子供を縛り付けてしまうものなのかも、って。
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