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泡のように
第27章 26.
アキホはおっぱいがあるのに男性器もあって、だからタカシとのセックスは、見ていて不思議だった。
不思議だという感情が先に立って、引いたり、びっくりしたり、そういう感情は彼らのセックスが終わったあと、やっと心の中に湧いて出てきた。
もちろん、興奮とか、そういった感情も。
タカシとの事が終わったあと、私の切った髪の毛の上に乱雑に散らばっていた自身の洋服を1枚1枚拾いながら、アキホは言っていた。
「もしかしたらおまえらは、どっかで、自分はまともだって、心の中までまともだって、そーゆうのを貫きたいのかもな」
そんなことを言いながら、たくさん毛がついたTシャツとスキニーを淡々と身に付けていた。
「認めたほうがラクなのにな。まともじゃないって」
そうだろ?
振り向いて私を見つめて微笑むアキホは、口には出さなかったけれど、最後にそう言って、私に同意を求めたような気がした。
不思議だという感情が先に立って、引いたり、びっくりしたり、そういう感情は彼らのセックスが終わったあと、やっと心の中に湧いて出てきた。
もちろん、興奮とか、そういった感情も。
タカシとの事が終わったあと、私の切った髪の毛の上に乱雑に散らばっていた自身の洋服を1枚1枚拾いながら、アキホは言っていた。
「もしかしたらおまえらは、どっかで、自分はまともだって、心の中までまともだって、そーゆうのを貫きたいのかもな」
そんなことを言いながら、たくさん毛がついたTシャツとスキニーを淡々と身に付けていた。
「認めたほうがラクなのにな。まともじゃないって」
そうだろ?
振り向いて私を見つめて微笑むアキホは、口には出さなかったけれど、最後にそう言って、私に同意を求めたような気がした。