この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
泡のように
第27章 26.
 アキホはおっぱいがあるのに男性器もあって、だからタカシとのセックスは、見ていて不思議だった。
 不思議だという感情が先に立って、引いたり、びっくりしたり、そういう感情は彼らのセックスが終わったあと、やっと心の中に湧いて出てきた。
 もちろん、興奮とか、そういった感情も。

 タカシとの事が終わったあと、私の切った髪の毛の上に乱雑に散らばっていた自身の洋服を1枚1枚拾いながら、アキホは言っていた。

「もしかしたらおまえらは、どっかで、自分はまともだって、心の中までまともだって、そーゆうのを貫きたいのかもな」

 そんなことを言いながら、たくさん毛がついたTシャツとスキニーを淡々と身に付けていた。


「認めたほうがラクなのにな。まともじゃないって」


 そうだろ?

 
 振り向いて私を見つめて微笑むアキホは、口には出さなかったけれど、最後にそう言って、私に同意を求めたような気がした。

/324ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ