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泡のように
第32章 31.
「俺の子じゃないなら、許せない」
お兄ちゃんの嫉妬相手は一体誰なんだろう?
ブラジャーのホックを外す指の動きを感じながら、脱がせてって言った。
よく考えたら妊娠してるのにセックスなんかして、よかったんだろうか。
でも何もかもあとから思ったって無意味なことで、してしまったんだから、後悔したって遅いだろう。
「電気消してよ」
身体から引き抜いたお兄ちゃんに言う。お兄ちゃんは腹減ったなと呟きながら、立ち上がって電気の紐を引いた。
暗がりに冷蔵庫の青白い光が広がる。
お兄ちゃんの嫉妬相手は一体誰なんだろう?
ブラジャーのホックを外す指の動きを感じながら、脱がせてって言った。
よく考えたら妊娠してるのにセックスなんかして、よかったんだろうか。
でも何もかもあとから思ったって無意味なことで、してしまったんだから、後悔したって遅いだろう。
「電気消してよ」
身体から引き抜いたお兄ちゃんに言う。お兄ちゃんは腹減ったなと呟きながら、立ち上がって電気の紐を引いた。
暗がりに冷蔵庫の青白い光が広がる。