この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
泡のように
第7章 6.
 お兄ちゃんとセックスしたいって言ってるワケじゃないでしょうね?

 お母さんのセリフがずっと頭の中でぐるぐる回っている。
 ある意味事実で、ある意味間違ってる、酒に酔っ払った、ということにしたいお母さんのセリフが。



 再再追試はギリ40点。

 漢字を間違えていたのに見逃してくれたのは「俺の教科で落第生を出すのは絶対に嫌だ」という先生の自尊心によるもので私に対する愛情や優しさではない。

 春休みに入った週末、先生は約束通り泊まりで私をアパートに招いた。
 お母さんには友達んち、というだけでパス出来た。


 まだ初回、身体も心も余裕がある頃。
 日付が変わったことに気付いて慌てて先生の背中を叩いた。
 毎日今時分に薬を飲んでいるから、このあと一晩中ヒーヒーすることを踏まえるとタイミング的に今を逃すと絶対に飲み忘れると思ったからだ。

 口の中に小さい錠剤を放り込み、コーラ、無論カロリーゼロで喉の奥に流し込む。
 その様子を先生はベッドに寝そべり頬杖つきながら真剣な顔で見つめていたもんで、理由もなく身に付けたままの乱れたセーラー服に羞恥心が芽生えた。

「なんかおかしい?」

 先生は首を左右に振って、なおも私を見つめている。
 ピルの紙ケースを鞄の中にしまってから先生の腕の中に戻った。

 カタイままのあそこを手のひら全体で握り刺激しながら先生を見つめ、ウフフねぇ続きしよ?っていうタイミングで先生が「煙草取って」と言ったからちょっとイラッとした。
/324ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ