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泡のように
第9章 8.
 最初は先生がいずれ本当に私を好きになってくれたらって思ってた。
 でも2年も一緒にいて、いざ先生の瞳にチラチラ本気の影が写り出してから、怖くなった。
 もし本気になった先生に捨てられたら、私は、どうなるんだろう。
 遊びでポイ、なら耐えられる。また代わりになる男を探そうって。

 でも最近では先生の「好きだよ」って言葉に重みが出てきて、丸裸の私を抱いたり、料理が美味しいとか、いつもありがとうとか、まるで普通の恋人のように優しく接してくれて、南京錠のかかった私の心を何度も大きな手のひらで掴もうとして。

 私は先生を騙しているのに。
 先生を失いたくないって自己中心的な感情が芽生えてどんどん泥沼化。本当のことを話すべきなんだろうか。ベッドの上以外で好きだよって言われたら、そればかり考えてしまう。
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