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藍城家の日常
第1章 私の旦那様
ムク、と根元から先にかけて波が伝わったと同時。

ビュクっ!ビュ……っ、


『んぅううううっ!』


喉奥に精が放たれた。
一度目の放出、二度目、三度目……

熱い液体が、ねっとりと、濃く、喉を伝って、胃へと落ちていく……


『んくっ、ふ、』

喉がゴクンと音を立てる。
誉はこの上ない満足感を感じた。


「……は……」


夜光が肉棒を少し抜くと、誉はおもむろに残りの精液を吸いとった。

ヂュウッ


『んん……』


口の中で生臭く、癖になる味が広がる。
舐めとっても、まだ舌は残りを探して這う。
喉は飢えていたのだ。


『あぁ……夜光様、じゅる、ん、美味ひゅう、んく、ございまひた……んっ』

「ものをくわえながら喋るな。意地汚い……」

『ぷは……すみま、せん。ん……』


さら……

優しく指が頬に触れて、誉の髪をかきあげた。

夜光様が私の髪をすいてくださっている。
頭を撫でてくださっている。


(気持ちいい……幸せ……)


誉は瞳を潤ませて、酔いしれた。

夜光はやがて誉の腕の拘束を解いて、陰茎形のからくりを固定していた皮のベルトを外した。


カチャン






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