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藍城家の日常
第1章 私の旦那様
バチュッ!!

『んぐぅううう!!』

喉奥を叩きつけられた。
肉棒の根元から先までが、口の中にみっちりと入っている。

いきなり来た圧迫に、胃の中のものが浮上するような感覚を覚えた。

ぐぷ……っ

ゆっくり引き抜かれ、また勢いよく叩きつけられる。

吐き気を催す
吐く。

誉は目に涙を溜めて耐えた。


『うぐぐぐぐっ……!』


夜光は誉の頭を両手で押さえ、ぐちゃぐちゃと口の中を掻き回した。


(熱い……)


強く脈を打っている。
濃い男の匂いが、鼻を抜けて、頭に広がる。

唾液がまた出てきた。

ばちゅっ!ばちゅっ!

夜光は亀頭を喉に打ち付ける律動を続けた。


『ぇおっ、あ、ふぶっ』


息ができないし、顔は涙と嫌な汗でぐしゃぐしゃになる。

だけど私はただ耐えているだけでは駄目だ。
ご奉仕をしなくてはいけないのだ。

誉は舌先を使って肉棒の裏をほぐし、頬をすぼめて先走りを吸った。

早く終わって欲しいとは思わない。
夜光様が気持ちよければ早いも遅いもない。


「……っ」


律動が速くなる。
夜光の息は荒い。
根元から先にかけて、先ほどより膨らんできた。
自分の頭を押さえていた手が止まる。


クる。



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