この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
藍城家の日常
第4章 手取り足取り腰取り

こんなに貪欲になってしまう自分は初めてだと、誉自身も驚く。

夕餉なんてどうでもいい、架音に見られてしまっても構わない、だから早く抱いてほしい。

そう思ってしまうなんて……
こんな自分は恥ずべき存在で、また怖くなる。
性欲は己をどこまでも堕としていくものなのではないかと、恐れる。

だけどそれも全部夜光様がしたこと。

全部あなた様が教えてくださったこと。


シュルっ……バサバサ!

誉の素早く衣を脱いだ音に、机に向き合っていた夜光が顔を上げる。
自分から裸になった彼女を見て、夜光は僅かに目を見開いた。


「……!」

『いや……嫌です!どれだけ焦らされたとお思いですか?先程のでは全然足りません……!今すぐ、教えてください』


誉が大胆に椅子に座る夜光の膝の上に向き合う形で乗り、彼の股間をまさぐると、夜光は更に驚いた表情を見せる。

そんな彼に誉は少し愉快に思った。


「……おい、やめろ、誉」

『やめません』


夜光の言葉に、誉は引かなかった。
誉が手で緩くなりつつある竿を刺激すると、それは段々と固さを取り戻していく。


『夜光様は私に“時を置いて耐え凌いだ後の快感は、男女共に普段の比ではない”と仰いました。それを今すぐ教えてください……ここで証明してください……夜光様だって、ここ二か月ご無沙汰ではありませんか?ここは……こんなに熱くて固い……』


自分の蜜で滑りの良くなった肉棒をリズムよくしごくと、じんわりと先走りが滲み出てきた。
そうして誉はピタリと、その動きを止める。


『……それとも、外で済ましてくるのですか?』

「!」


誉の口から不意に出た、少し低い声の言葉に夜光は再び目を見開いた。
彼が何かを言い出す前に、誉はすぐに口を開く。


『違うのなら』


誉は一糸纏わぬ姿をさらけ出して、ささやかながらも形の良い白乳房を、夜光の立派な胸板に押し付ける。

ピクリと、夜光の喉仏が動いた。


『今すぐ私を抱いてください……』

グチ、


はちきれんばかりに膨らんで反り立った肉棒に、自分の潤いを増した入り口にあてがって、入れないまま、誉はゆっくりと夜光の両手を自分の腰に持って行った。

その腰を掴んで下すのはあなた様……



/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ