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藍城家の日常
第1章 私の旦那様
『……そんな、夜光様……!』

(だめ……今、挿れられたら……!)


にゅぷ、ぷ……

ゆっくりと、腰を落とされていく。
割れた肉ひだの間に、少しずつ、入ってくる。


『あ、あ、あぁっ!』


誉は太ももをひきつらせた。
肉棒に膣壁が押し広げられ、膀胱に圧迫がかかって……


破裂してしまう……!


ズンズンとした尿意は、増して容赦なく誉に襲いかかった。


『うぐ、んうううう……!!』


誉は唇を噛んで、必死に下腹部に力を込める。
そうしている間にも、からくりを入れっぱなしだった膣穴は、にゅるにゅると、彼を受け入れてしまっていた。

首筋に当たる熱い吐息の中に、くすりと笑い声が混じる。

夜光様は、ゆっくりと挿入して、私が我慢する猶予を与えている。

懸命になって、出さんと耐える私の姿を楽しんでらっしゃる……!

やがてーーー


ずぷ……ん、


『はぁああ!あぐ、あ、はぁ……っ、はぁっ!』


鏡の奥の自分は、彼のものの根元まで、食ってしまった。

それはからくりよりも大きくて、太くて、何よりも、火傷しそうなほど熱い。

つくりものとは違う生身の肌。

快感で体の力が抜けてしまう。
下腹部を、力を入れてぎゅうっと引き締める。

競り合いが続く。


『ぅ……ふっ、ふぅっ……ふ、』

(苦しい……!)


「誉、唇を噛むな……傷が付くだろうが……。もういい加減に観念したらどうなんだ。あ?」

『はぁ……っはぁっ!ぃ、や……!』


誉はブンブンと首を横に振った。


「チッ……お前は相も変わらず、変な所で強情なんだな」


ふぅ、と耳元で溜め息がする。
と、次の瞬間、体を持ち上げられ、ずるりと肉棒をギリギリまで引き抜かれた。


『ひっ!』


また落とされる。
腰が、一気にーーー




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