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藍城家の日常
第6章 我妻のこと


『あ、あ、あぁっ……そ、こっ……あうっ!ふああんっ』


熱く蕩けた彼女の感じる場所を指の腹で擦る。
そうすると、腕の中で可愛い猫はまだ恥じらいを捨てきれずに鳴く、鳴く。

夜光は誉の耳元を唇で愛撫しながら、


「誉……イけ」


と静かに言い放つ。


『っ……うぁっ!』


その声にぶわりと鳥肌を立たせ、体の奥から溢れ出す強い快感の波を必死になって受け止めながら


『はぁああっ……い、イく……!夜光様……っあぁっ!』


誉は小さく小刻みに体を震わせ、足をひきつらせた。

彼女の体は、俺の言葉でさえにも反応してしまうーーーそんな体なのだ。
そんな素直で従順な体に、俺がした。責任は取る。


『は、はっ……あ、……あぁ……』


乱れた吐息を整えるために上下する、小さな肩の動き。
それが背後に居る己に伝わってくるのを感じながら、夜光は誉の香る髪にさりげなく口付けをした。

それから、


く、ち……


強く締め付けて痙攣する果肉から、蜜で濡れた指を引き抜き、それを自分の口に持っていく……

……のを見て、誉はハッとした表情でその腕を止めようと掴む。

大方、汚いからよしてくれ、とかそんな事を考えながら首を横に振っているのだろう。
もう何度もその甘い蜜を味わっているのに、何を今さら……

誉の恥ずかしがる癖は、こういう時にはたまに障害だ。

俺は呆れた様子で掴まれたままの腕に頭を持って行って、ちゅうっと蜜を舐めた。
すぐ横で、真っ赤な顔をして眉を下げ、困惑する彼女を横目で見つめながら。


「、はぁ……お前はいつまでそう恥ずかしがっている……?」

『だ、だって』

「お前も同じことを散々してるだろうが……」


俺は腕の中の誉を解放して正面へ向かせ、自分の衣を彼女に脱がせる。

衣の隙から覗き出した雄の塊が誉の目に入ると、その瞳はもう無意識にうっとりと、恍惚な色を帯びて、


コク、


そう、その鈴のなるような声を囀るのどを鳴らした。誉は自分が何をすべきか分かっている。



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