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藍城家の日常
第2章 出逢いのち初夜
「なぁ……お前は鴆だろう?鳥の人化ならば、奏でればきっと良い声で鳴くはずだ……」


静かに囁く夜光の声と、くちゅくちゅといやらしく立つ水音が誉の耳元を覆う。


「喘げ……お前が感じるままに、決して、声を抑えるな……たくさん鳴け」


夜光の声は耳を通って、すっと頭に響いていく。
従わずにはいられなくなる。


『あっ、あっ、ゃ……ふぁああっ、ぁああ……』


誉はその小さな唇を開いた。
今まで聞いたことがなかった嬌声が、喉から溢れ出す。


「……いいこだ」


夜光は快楽に素直になり始めた彼女を見つめて、満足そうに笑った。


「これから痛い目に合うのだから、一度気をやっとくか……おい、誉、ひとつ良いことを教えてやる……」


くちゅ……

蜜の増した誉の秘部から手が離れる。
温かく密着していた大きな手がなくなって、そこは冷たい空気にさらされた。


『ぁ……』

「女の体で一番感じる場所はどこだと思う?」


その蜜で濡れた指を、夜光がぺろりと舐めた。
妖艶に光る赤い舌。

さらさらと音を立てて、藍色の髪が肩からこぼれおちる。


『え……?』

(一番、感じる場所……?)

誉は微かに首を傾げた。


「此処だ……」


ぐりっ!

突然夜光の親指が誉の腫れた肉芽を強く押し上げたと同時、


『きゃあっ!?』


誉の体はのけ反った。


『あ、あ、あああ……』


電撃が流れる。
指が離れても、余韻が強く残っていて、いつまでもそこから波を体に送っている。


(何、これ……)

誉は口を開けたまま、宙を見つめた。

胸や秘部を触られた時よりも、ずっと強い快楽が、体を突き抜けた……

夜光の手がまた動く気配がして、誉はびくりと震えた。


『いやっ!』

「そう嫌がるな……そのうちお前は此処を触ってもらうのが大好きになる」


親指が、再び、肉芽に触れる。
くるくるとその赤く腫れた突起を転がしては、時折ぐりぐりとこねるのを繰り返す。


『ゃ、ぁぁあっ……んっ、んぁっ!やだぁぁあ……!』


何か来る、不思議な感覚がーーー

誉は体中の何かがざわざわと、触れられているそこに集まってくるのを感じた。


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