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藍城家の日常
第3章 桃のシロップ漬け
『ぁんっ……!』


ぐち、

夜光の指が誉の花びらを開く。


ちゅぷぷ……

夜光はもう片方の蜜がたっぷりとついた指を、誉の中に沈めてうねうねと遊ばせた。


(ああ、彼は私の中にまで媚薬を塗り込んでいる……)


……私は、どうなってしまうのだろう。
これから襲うであろう強烈な疼きに、誉は怖くなった。

やがて数分後……


『ぅぐ……っ、ぁ、あ、あァああっ……!やこ、さま……はやくぅう……っ!』


案の定、誉の体は気が狂いそうなほどの渇きに苦しむことになる。

体中のあらゆる箇所が性感帯と化し、悲鳴をあげているように震える。


『いれてぇ……も……いれてぇぇぇ……っ』


自分でもよく分からずに、勝手に口がねだる。

昨夜のような痛みを伴ってもいいから、だから
はやくこの疼きを消してーーー


「いれてやる……だから、今夜は自分が誰のものなのかを……そして俺の形をしっかりと体に刻み付けろ……」


尻を突き出して懇願する誉を見つめていた夜光は、喉を上下させたあと、口元に歪んだ笑みを浮かべた。


にゅ、ぷ……

蜜にコーティングされてすっかり潤ったそこに、ゆっくりと肉棒を挿入する。


『ぁあアアぁあ……ぁ、ふアぁああっ!!』


ずむずむと食い込んでくる熱。

徐々に貫かれていく蜜壺は、嬉しそうに雄の象徴を包み込み、食べていった。


「……っ、とろとろに蕩けてるな……」


夜光が悩ましげに溜め息を吐く。

昨夜の痛みが嘘のよう。
初めに入り口が少し痛んだだけで、後は全く気にならなかった。

もしかしたら、痛みや異物感さえも快感に成り変わっているのかもしれない。


『く、ふ……っ、ぁああああ……』


くしゃりと伸びる布団のしわ。

シーツを掴む誉の手の力が強くなったり、弱くなったりを繰り返す。

誉は挿入されただけで、達してしまっていた。


「入れただけでイッたか……なら、何故きちんと口に出して言わなかった?」


じゅぷっ!
ギリギリまで引き抜かれて、奥まで一突きされる。


『ひぎっ!あっ、ご、ごめんなさっ……ごめんなさぃいいぃい……!』

じゅぷっ……ぐちゅっ、こぷ、ぷ……


激しい律動が始まると、それと共にいやらしい水音が響き出す。

ぶちあたった奥から響く快感に、体中がかきむしられるようだった。

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