この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
藍城家の日常
第4章 手取り足取り腰取り
夜光に従って、誉は唇から外へ舌を突き出した。
もっと近くに寄れば、きっとその匂いすらはっきり分かる。
その“飴”は、いったいどんな味がするの……?
ドキドキする、どうしてこんなにも胸が高鳴って惹かれるのだろう。
きっと貞操帯のせいで、今の自分はおかしくなっている。
誉は自分にそう言い聞かせて、
『はむ……っ』
差し出された肉棒の先に、瑞々しい舌を這わせた。
「、」
ビクン、と大きく反応したそれに、誉はたじろいで動きを止める。
不意に夜光の大きな手が、誉の髪をかきあげるように撫でた。
問題はないようだ……
『……ん、ふ……っう』
熱で舌が麻痺してるのかもしれないけれど、それは何だか塩辛かった。
誉が猛りの先をペロペロとひたすら舐めていると、彼女の頭を撫でる手が止まって、声が降ってくる。
「……いつまでも先だけ舐めてるのか?」
『、ですが、どうすればいいのか分かりません。どうか私に……あなた様の慰め方を教えてくださいませんか……?』
予想外にも積極的な彼女の様子に、夜光は少し驚いたようである。
「……まずは触ってみたらどうだ?」
『……はい』
ゴクリ、と唾を飲み込んだ。
誉は思い切って、反り立つ肉棒に触れてみる。
指先で浮き出た脈を反ってみたり、先の成す造形を辿ってみたり。
そんな彼女の表情は知らずうっとりとしていた。
熱の塊。
なんて、力強くてたくましい……
「そうしたら……そうだな……根元を手で軽く押さえろ。それからその手を先へ向かってしごいたり、袋を揉んだりすると大抵の男は喜ぶ……手だけでも奉仕は可能だが……」
『ですが、夜光様は今、御口でのご奉仕をお求めではありませんか……?』
誉は恭しくそれをしごきながら、夜光を見上げた。
「……随分積極的だな。先程までのうぶなお前はどこへ行った?何にも知らねぇ癖に、奉仕することをもう望んでいるのか?」
『そうかも、しれません……だから、教えてほしいのです』
どこか物欲しそうな瞳をしている誉に、夜光はまた愉快そうに笑った。
もっと近くに寄れば、きっとその匂いすらはっきり分かる。
その“飴”は、いったいどんな味がするの……?
ドキドキする、どうしてこんなにも胸が高鳴って惹かれるのだろう。
きっと貞操帯のせいで、今の自分はおかしくなっている。
誉は自分にそう言い聞かせて、
『はむ……っ』
差し出された肉棒の先に、瑞々しい舌を這わせた。
「、」
ビクン、と大きく反応したそれに、誉はたじろいで動きを止める。
不意に夜光の大きな手が、誉の髪をかきあげるように撫でた。
問題はないようだ……
『……ん、ふ……っう』
熱で舌が麻痺してるのかもしれないけれど、それは何だか塩辛かった。
誉が猛りの先をペロペロとひたすら舐めていると、彼女の頭を撫でる手が止まって、声が降ってくる。
「……いつまでも先だけ舐めてるのか?」
『、ですが、どうすればいいのか分かりません。どうか私に……あなた様の慰め方を教えてくださいませんか……?』
予想外にも積極的な彼女の様子に、夜光は少し驚いたようである。
「……まずは触ってみたらどうだ?」
『……はい』
ゴクリ、と唾を飲み込んだ。
誉は思い切って、反り立つ肉棒に触れてみる。
指先で浮き出た脈を反ってみたり、先の成す造形を辿ってみたり。
そんな彼女の表情は知らずうっとりとしていた。
熱の塊。
なんて、力強くてたくましい……
「そうしたら……そうだな……根元を手で軽く押さえろ。それからその手を先へ向かってしごいたり、袋を揉んだりすると大抵の男は喜ぶ……手だけでも奉仕は可能だが……」
『ですが、夜光様は今、御口でのご奉仕をお求めではありませんか……?』
誉は恭しくそれをしごきながら、夜光を見上げた。
「……随分積極的だな。先程までのうぶなお前はどこへ行った?何にも知らねぇ癖に、奉仕することをもう望んでいるのか?」
『そうかも、しれません……だから、教えてほしいのです』
どこか物欲しそうな瞳をしている誉に、夜光はまた愉快そうに笑った。