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藍城家の日常
第4章 手取り足取り腰取り
夜光に従って、誉は唇から外へ舌を突き出した。
もっと近くに寄れば、きっとその匂いすらはっきり分かる。

その“飴”は、いったいどんな味がするの……?

ドキドキする、どうしてこんなにも胸が高鳴って惹かれるのだろう。
きっと貞操帯のせいで、今の自分はおかしくなっている。

誉は自分にそう言い聞かせて、


『はむ……っ』


差し出された肉棒の先に、瑞々しい舌を這わせた。


「、」


ビクン、と大きく反応したそれに、誉はたじろいで動きを止める。

不意に夜光の大きな手が、誉の髪をかきあげるように撫でた。

問題はないようだ……


『……ん、ふ……っう』


熱で舌が麻痺してるのかもしれないけれど、それは何だか塩辛かった。

誉が猛りの先をペロペロとひたすら舐めていると、彼女の頭を撫でる手が止まって、声が降ってくる。


「……いつまでも先だけ舐めてるのか?」

『、ですが、どうすればいいのか分かりません。どうか私に……あなた様の慰め方を教えてくださいませんか……?』


予想外にも積極的な彼女の様子に、夜光は少し驚いたようである。


「……まずは触ってみたらどうだ?」

『……はい』


ゴクリ、と唾を飲み込んだ。

誉は思い切って、反り立つ肉棒に触れてみる。
指先で浮き出た脈を反ってみたり、先の成す造形を辿ってみたり。

そんな彼女の表情は知らずうっとりとしていた。

熱の塊。
なんて、力強くてたくましい……


「そうしたら……そうだな……根元を手で軽く押さえろ。それからその手を先へ向かってしごいたり、袋を揉んだりすると大抵の男は喜ぶ……手だけでも奉仕は可能だが……」

『ですが、夜光様は今、御口でのご奉仕をお求めではありませんか……?』


誉は恭しくそれをしごきながら、夜光を見上げた。


「……随分積極的だな。先程までのうぶなお前はどこへ行った?何にも知らねぇ癖に、奉仕することをもう望んでいるのか?」

『そうかも、しれません……だから、教えてほしいのです』


どこか物欲しそうな瞳をしている誉に、夜光はまた愉快そうに笑った。



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