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藍城家の日常
第4章 手取り足取り腰取り
ーーーそれからというもの。

誉の貞操帯は継続中である。

夜光が言った通り
一週間が過ぎれば、誉は書斎に呼ばれて、“おしゃぶり”を教えられる。

義務とはいえど、もうあんな苦しいことはできればしたくないーーー

初めてしたのがトラウマで、誉はあまり進んでしようとしなかった。
けれど彼は、苦しくなるまで強要させることはしない。

あくまで誉のペースに合わせてあげているという感じだ。

そうしてまた、誉の芯が疼いてたまらなくなるタイミングで、
我慢比べの賭けをして、当然負けて、また熱に蓋をされる。

一週間ごとに訪れるチャンスを与えられて、あっけなく崩される。

何度も何度も何度も。
気付けば爽やかな初夏は過ぎ去って、本格的な夏が訪れていた。


「っ……そうだ、舌先に力を入れて……裏の筋をなぞるんだったな……ん……上手だ」


オレンジ色の夕日が溢れる書斎の中。
誉は目隠しをされたまま、懸命に夜光の反り立った猛りを慰めていた。


ぴちゃ……、ちゅ、ジュルル……ッ


『んふ……っ、はぁ……ゃこ、さま……う、』


目隠しをされ、視界が遮断されているので、他の感覚を研ぎ澄ます。

舌や唇、口内で感じる肉棒の脈動、膨張、熱、味……
耳が受け取る、夜光の吐息と少しだけ揺らいだ声……
時々頭を撫でてくれる大きな手のひら……

真っ黒な視界の中で、それだけに神経を注ぐ。


「……、う……」


何かに耐えるような、くぐもった声。

……あ、

そろそろ射精されるのかもしれない……


『やこさま……っわたひの、んっ……おくちのなか……出して、ください……』


誉は乱れた髪を両耳にかける。
口の中をすぼめて、激しく上下に頭を動かせば、お決まりで手が伸びてくる。

彼は最後に自分で思いのままにしたいらしい。
掴まれた頭に抵抗することもなく、誉は律動を受け入れた。


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