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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第5章 スタープラチナム
[8月20日] 風景:娘の部屋
娘が久しぶりにリョウタからのラインを開こうと思ったのは、画像が添付されているとの表示に目を引かれたからだった。
夏休みに入ってからこっち、毎日リョウタからのラインは送られてきていたが、彼女はそれに既読をつけることはしてこなかった。
リョウタにしてみれば、なんの説明もなく突然音信不通のようになったのだから、それはもう訳もわからないし到底納得のいく状況ではないだろう。
申し訳ない気持ちもあったが、しかしそれを説明できるはずもなく、そのまま結局は彼のことを無視し続ける形になっていた。
しかし、今送られてきたリョウタからのメッセージを開くとそんな複雑な気持ちは完全に吹き飛んだ。
画像には、制服の上から縄で胸と足を縛られた柚子が、床に転がされている光景が写っていたのだ。
そしてその部屋は、明らかに見慣れたリョウタの部屋である。
画像の後のメッセージには
「うちに来い」
と、一言だけ、言葉が添えられていた。
時刻はもう夜の8時を回っていた。