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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第32章 帰還
 柚子の手の中で、フクロウのペニスも今一度その硬さと太さを増したようである。

 千鶴は、ほらほら、と柚子に呼びかけると、人差し指をツンツンと自分の唇にあて、ゼスチャーでその先を促した。
 ええ?というような表情で眉を寄せ、

 「こんなの…お口に入らないよ…」

 と柚子はつぶやく。 
 しかしそれでも舌をペロリと伸ばすと、柚子はその舌先を亀頭の先に這わせていった。

 カリを縁取るように丁寧に舌を這わせていくのは姉に師事した所作である。それからしばらく尿道を広げるようにチロチロと舌を震わせて、フクロウ男の様子を下から伺うと、少々戸惑い気味な感情がマスクの上からでも伝わる。

 「んふっ…」

 少し笑ったように嘆息してから柚子は顔を下げ、今度は下から陰嚢に舌を伸ばした。シワを広げるように丹念に唾液で潤わせたのち、柚子はぱくりと睾丸の一つを口のなかに吸い込み、コロコロと舌で転がす。
 
 「おおっ…こんなことまで、すでに仕込まれているのか。君の親父さんもなかなかの鬼畜だな。」
 「パパッていうかね、お姉ちゃんかな。…まあ、パパにもさせられたけど…」

 「お姉さんもそんなに淫乱なのか?」
 「…ううん…たぶん、お姉ちゃんは私とは違う…お姉ちゃんは、パパが好きなだけだよ。だから呼んでもこないよ?ふふっ。」
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