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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第34章 どうなっちゃうの?
 驚愕の事実を知った後で、それでもまだ可美村は華を真知子として扱った。
 今自分が犯そうとしている目の前の女児が真知子であるとすることで、彼の中にわずかばかり残った罪悪感を少しでも緩和しようというところが、意識の奥にあったのかもしれない。

 華はバンザイをするような格好でベッドに横たわった状態である。
 桜井家の秘密を知ることで一度は固まりかけた可美村だったが、その禁断の果実を食した肉体から発する瘴気は、彼の中の悪魔をさらに元気づけたようでもあった。

 だから可美村は、華が目覚める前にさらに周到になる。


 「…足のほうはどうしようかな。」

 このままにしておいてもよい。だが、華が完全に目を覚ましてしまえば、自由な足で大暴れすることは予想できる。

 このまま足首に縄をかけて、ベッドに固定してしまおうか。

 その状態でのこの先を想像してから、可美村はイヤイヤ、と首を振る。

 それでは、足を無理やり開かせながら侵入していくという楽しみがなくなってしまうではないか。
 
 数秒のあいだ思考を迷走させた後、彼は、足を曲げた状態に縄で縛っておく、という結論を得た。
 それならば膝をつかんで足をグイと拡げることも行えるし、暴れてみようとしてもその攻撃力はたかが知れている。

 可美村は華の足首と太ももをまとめて4重に縄をかけると、かなりきつめにその縄を縛り上げた。 


 そしてちょうど両脚の拘束を終えたあたりで、華は目覚めた。


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