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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第41章 遅れてきたクリスマス
[12月27日(土)] 娘のプライベート日記
お父さんがあの男に脅され続けてるなんて、今日までちっとも知らなかった。
あの男は嘘をついていたんだ。
その話を聞いて、怒りまくってしまう私を見て、柚子もお父さんもちょっと驚いていた。
けど、私のことは話せない。話してしまったら、きっと怒りのあまりお父さんが破滅の道を行ってしまいそうだったから。
結局、説明できなかったけど、私が怒ってることは、とりあえずうやむやになった。
万が一のときはすべてが公になって、私たちはここに住めなくなるかもってことのほうが重大な事件だったから。
「だけど…まさかハゲ村がパパのことをそんな風に脅してたなんてね…ちょっと信じられない…」
そんな柚子の反応からすると、きっと、学校では真面目な先生で通っているんだろう。まったく…裏表の激しい、厭らしい性格をしている。
でももともとお母さんを奪ったような男だから、学校での姿のほうがニセモノなんだろう。
「いいか。もうこれ以上、うちに関わらないように、決着をつけてくる。勝算はあるけど、万が一失敗したときはお前たちにも申し訳ない結果になってしまう。けれど、もうこれ以上放置しておくわけにもいかないんだ。」