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第41章 遅れてきたクリスマス

　父もまた、顔を真っ赤にさせながらひたすら浅いスクワットを繰り返していた。
　久しぶりに使う華の尻穴の、その絶妙な温かさ、締め付けは物理的に父を刺激する。
　そして華が腹を光らせながらそれを受け入れている様に、普段以上の凌辱感を得てもいた。

　しかし、このようにして完全に機能する尻穴が華に保たれていたという事実は、一抹の悲しさも父に与える。
　つまり、肛門性交は一度成功したとしても、そのまま使わずにい続ければやがて元の拡がらない入口へと退化してしまうのだ。

　今の華がそうなっていない、ということは、やはりこちらも使われて見知らぬ男に犯されていたのだと認識できてしまう。

　だから、それを忘れるように、父は必死で体を動かす。
　体を動かしていれば、嫌なことも忘れていられる。そんな気持ちであったのだろうか。

　「ぅっ！…んぁはっ！…はっ！…あぁはぁっ！」
　
　父が時々激しく動くと出入りするペニスのストロークは長く、深くなり、華の声も同期して大きく響く。
　乳首に下げられたおもりも激しく揺さぶられるから、華の乳首はちぎれそうなほどに引き伸ばされ、それがまた喘ぎを生み出していた。

　「パパ…すっごい体力だねっ…ちょっと…見てる私も濡れてきちゃうかもｗ」
　「あっ、ああ…だ、だけどな…もう…」
　「もう、体力の限界？」

　そうではなかった。勿論体は辛かったが、父は早くもその時を迎えようとしていたのである。