この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第6章 行き場なくしたココロで
[8月24日] 妹のプライベート日記
あれからお姉ちゃんとはまだちゃんと話せてない。
あの晩の帰り道も、結局お姉ちゃんは一言も返事をしてくれなかった。
私は一方的に、お姉ちゃんとのデートが実現できなかったのを恨んでしまったことなんかを話して、ごめんなさいと言ったのだけれど。
お姉ちゃんを騙したのは私だったし、とても簡単に許してもらえるようなレベルじゃない事件が起きてしまったのだから、それは当たり前だと反省してる。
だから、なんとかしてつぐなうことを考えなきゃいけないって思うんだけれど、もう気まずさがいっぱいで目を合わせることもできなくなってしまった。
今は許してもらうことを考えるよりも、たぶん、深く傷ついてしまったお姉ちゃんをどうやって元気に戻してあげられるかを考えなきゃいけないんだろう。
でも。
私にはもう本当に、相談できる相手もいないんだ。
こんな話、当然誰にも話せない…