パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第41章 遅れてきたクリスマス

　「うっ、もっ、もれっ…ちゃうっ…って…」

　柚子はアナルプラグを押さえたまま、腰を折ってひょこひょこと部屋を出て行く。
　股間から滴る精液と体から落ちるクリームが、足跡のように柚子の軌跡を床に刻んでいった。

　「アハハハ…変な歩き方……さて…徹さん？」

　いまだ寝そべったままの父に、華は冷たい視線を送る。
　またあの時のように激怒しているのかと、恐る恐る父は華の表情を伺った。

　「あ…は、華……怒って…る？…」

　「中には出さないって、約束したよねええええ。…ちょっと、起きて。」
　「は、はい。」

　父はそのまま起き上がると、ベッドの上に正座した。まだ勃起したままのペニスが股間から屹立していて、それは間抜けな姿だ。
　しかし同じくベッドの上に正座した華の股間からも、ペニバンの青いペニスが屹立しており、シリアスな空気とは裏腹に二人の様は滑稽である。

　「簡単に約束破ってくれちゃって…柚子が妊娠でもしたらどうするつもりなの？安全日把握してるわけじゃないんでしょう？」

　華は柚子の子宮がすでに閉じていることを知りながら、そんなことを言う。
　実のところ、華は寂しい気持ちは抱えていたものの、怒ってはいなかった。しかし、少しはいじめてやろうと、そんな気分からの言葉である。

　「お父さんの精子は、あたしを妊娠させるためにあるんでしょ？そうだよね？」
　「はい、そう…です。すみません…でした。もうしません…」