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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第42章 2014 2 2015
お父さんは変態だけど、優しくて愛のあるセックスで私を幸せにしてくれる。
けれど、あの男にされたように徹底して暴力的に犯されるようなことも、私は求めてしまっていたんだろうか。
その歪んだ快楽はもう二度と私に襲い掛かることはないんだ、そういう思いが、心の隙間のようになって胸が締め付けられる。
ハゲた頭の醜い表情が、脳裏に蘇ってきた。
以前、全身につけられてしまったキスマークよりも、もっと深い、絶対に抜けないトゲを私の心の奥に刺して、そのままあいつはいなくなった。
悔しい。本当に許せない。私をこんな風に苦しめて。今度あったらまた髪の毛ブチブチ抜いてやる、
そう思った次の瞬間には、
ああ、だからもうこの世のどこにもいないんだっけ…
そんなループが私の頭のなかでグルグルと回り続けていた。
「華…泣いているのか?」
「ううん…泣いてないよ、泣いてない。」
涙こそ流れていなかったけど、私の表情は泣き顔にしか見えなかったみたいだ。
「ねえ…お父さん。私、今日からまたここで寝ていいかな。」
いいよ、と言ってくれたお父さんの胸に顔を埋めて、私はお父さんの体温を感じながら眠りについた。