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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
今となっては妻とのキスが浮気になる。
だがそのことが、久しぶりの妻とのキスに新鮮な刺激を与えてくれていたようだ。
「…おまえとのキスでドキドキするなんて、意外だ…」
「もう私のほうが浮気相手なんだもんね。」
妻はもう、華のほうが私の妻だと、認めているのだろうか。
それはそれで少々複雑な気分だ。
「けど今のままじゃダメね。」
「何が?」
「華よ。このまま華がいくら気張ってみせたって、今みたいな不安定な心のままじゃいつか壊れてしまうわ。」
「どうするっていうんだ…」
「うん。昨日柚子とも話したんだけどね。けじめが必要だわ。華は昨日の大荒れがそのつもりだったのかも知れないけれど、怒ることだけじゃ気持ちは暗いままにしかならないわよね。」
妻はそう言うと、何か企んでいるかのようにフワリと微笑んだ。
「それはそうだが、なんだ。何を企んでる。」
「柚子が帰ってきたら、3人で相談しましょ。今日は柚子は早く帰ってくることになってるのよ。桜井クンにもいろいろと協力してもらうわよ。」
女同士で示し合わせた企み。
何を考えているのかちっともわからないが、私も少し覚悟を決めてその話合いとやらに臨まないといけないのかもしれない。
だがそのことが、久しぶりの妻とのキスに新鮮な刺激を与えてくれていたようだ。
「…おまえとのキスでドキドキするなんて、意外だ…」
「もう私のほうが浮気相手なんだもんね。」
妻はもう、華のほうが私の妻だと、認めているのだろうか。
それはそれで少々複雑な気分だ。
「けど今のままじゃダメね。」
「何が?」
「華よ。このまま華がいくら気張ってみせたって、今みたいな不安定な心のままじゃいつか壊れてしまうわ。」
「どうするっていうんだ…」
「うん。昨日柚子とも話したんだけどね。けじめが必要だわ。華は昨日の大荒れがそのつもりだったのかも知れないけれど、怒ることだけじゃ気持ちは暗いままにしかならないわよね。」
妻はそう言うと、何か企んでいるかのようにフワリと微笑んだ。
「それはそうだが、なんだ。何を企んでる。」
「柚子が帰ってきたら、3人で相談しましょ。今日は柚子は早く帰ってくることになってるのよ。桜井クンにもいろいろと協力してもらうわよ。」
女同士で示し合わせた企み。
何を考えているのかちっともわからないが、私も少し覚悟を決めてその話合いとやらに臨まないといけないのかもしれない。