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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第47章 エピローグ2 ~ ・・・いや、バッドエンド?
「お父さん…どうしたの…疲れちゃったの…?」
返事はなかった。
「…お父さん!?」
私はあわてて顔を起こした。
キッチンには、既にお父さんの姿は無くって、水道から水だけが流れ続けている。
「うそ……まだ…まだ早いよ…」
私は立ち上がってよろよろとキッチンまで歩く。
たまっていた洗い物はすっかり片付けられていて、洗い場は綺麗な銀色に輝いていた。
「お父さん……どこ!?どこ!?もう…行っちゃったの?…」
返事は返ってこなかった。
私が蛇口をひねって水を止めると、ポタッポタッと水滴が垂れる。
それに誘われるように、私の両目からも一気に涙が溢れだした。
「ばかぁ、ばかあっ!…元気になるまで居てくれるっていったじゃんよう…私…私まだ元気になってないようっ!!!」
きっとお父さんは最後の力を振り絞って、私に会いに来てくれたんだ。
だけどその力も尽きて…ついに逝ってしまった…
最後に自分の仕事…洗い物だけして…
「あ゙あ゙あーーーっ!ぅあああああ゙ぁーーーっ!!うわああ゙あ゙あ゙あぁああんっ!」
私はとうとうこらえきれなくなって、大声で泣き叫んだ。
泣き叫んでも誰もなだめてくれない。なだめてくれる人はいない。
わたしはそのままキッチンで崩れおちて、声も涙も枯れるまで大声で泣き叫び続けた…。