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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第50章 == あとがき ==
・苦悶快人は何を書いているつもりなのか

 「官能小説」には、いろんな定義があるみたいで、ハーレクインみたいなのが官能小説だという人もいれば、ハーレクインを官能小説と言うな!という人もいます。
 官能小説とエロ小説は違う!と思っている方もいますし、一緒だと思う方もまたいるようです。
 私はといえば、官能小説とエロ小説はちょっと違うのかな?と思ってます。官能小説のほうが上品な感じがします。

 で、私の書いているのは「エロ小説」です。

 一言でいうと、ヌケるかどうかです。それは男目線、私目線で、です。

 だから、自分にとって「勃つ・ヌケる」シチュエーションを、如何にして文章で表現するかということに全力を注いでいます。
 そしてストーリーの大半は、そのシチュエーションに向かって進むために、点と点をつなぐ線のように作っています。

 だから、「ヌケた!」というレビューやメッセージをもらえたらそれは大成功なのですが、今のところありません(笑)。
 だからと言って、「ヌケましたか?」というアンケートを立てる勇気もありません ^^;


 
 余談ですが、かつて、まだエロ本を買うお金にも苦労していた時分。
 自分でエロい絵や小説を書けば、ただで自分好みのエロが手に入ると思って、私はエロ小説に手を染めました。
 しかし、若いころは最後まで書けませんでした。

 途中で我慢ができなくなってしまうのです。

 そして賢者モードになってしまえば、それ以上書き続けるモチベーションもないということで、結局最後まで書ききったことはなかったわけです。


 それから幾年月。


 悲しいかな、エロ小説を最後まで書けるようになってしまいました。
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