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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第52章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (2)
・ゆずのさくせんと6本の欲棒 - 放課後の放送室/スタジオ

 「……いいよ…」

 「えっ!?桜井!?だっ、だめだよっ!」
 「…いいよ…みんなお口でしてあげるよ…」

 柚子のその言葉に、男子たちは狂喜した。

 童貞喪失、までは行けなくても、フェラチオの経験もない子供たちである。
 その柚子の言葉だけで射精してしまいそうなほどに、興奮は高まる。

 「だけど、お願い…エイコには手を出さないって約束して。向こうの部屋にやって。」
 「桜井…」

 柚子はエイコを見つめた。そして一瞬、その目線が床に落ちた自分のポーチに走る。

 「あ…」

 そうか、とエイコは理解した。それが柚子の最後の手段。

 ポーチの中には、柚子を守るために彼女の父親が作製したという小型低出力のスタンガンが入っているのだ。
 適度に出力を抑えられているのは、奪われて返り討ちにされたときのことを考えてのことである。
 だが、瞬間的には相手に衝撃を与えられる。逃げる隙を作ったり戦意を萎えさせるには十分な力があるのだ。
 
 エイコはその話を、以前から聞いていた。

 それを使って脱出し、助けを呼んできてほしいというのが柚子からのメッセージである。
 
 「みんなにしてあげるけど、そんなところ、エイコには見られたくないの。」
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