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第53章 【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (3)

　無言で見つめてくる柚子の視線に耐えられず、榊は視線を逸らした。
　そんな榊に突っ込みをいれるようなことはせず、柚子は膝をつく。

　「……少し…おさまったのかな？」

　柚子は榊のペニスに視線を動かしてから、そう言った。

　「え…」

　「さっき、ザーメン出ちゃいそうだったでしょ？」
　「ザ……って…え？………ぁ…」

　発言が際限なく過激になっていく柚子に、榊も周囲の男子たちも驚きを隠せない。

　そんな男子たちを尻目に、柚子は目の前にある榊の亀頭へチュウと軽いキスを与えると、舌を伸ばしてカリのあたりでペロペロと躍らせた。

　少し落ち着きかけていた榊のペニスは、またすぐに硬さと熱を増した。
　それがわかると、柚子の腹の中からも新たに液がジュンと分泌される。

　「あぅっ…だっ、だからそうされると…」
　「だめ。」
　「えっ！？」

　「…まだ、出しちゃだめだよ…」

　舌はそのまま竿に沿って降りてゆき、下から陰嚢に隠された睾丸を弄ぶ。

　「うううっ…そ、それも…すごく…」
　「すごく？すごくなぁに？」

　「…き、気持ちいい…」
　「そう？よかったね。」

　柚子はそのまま睾丸を吸い込み、口の中で転がした。

　「ああっ！さっ、桜井っ！…に、握るか咥えるかしてくれっ！」