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第55章 【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (5)

　「お、お嬢…入れる…ぞ。」

　しかし美羽は小さくかぶりを振っただけでそれ以上の抵抗は見せなかった。

　榊はほんの少しの間だけ逡巡したが、それも2秒ほどのことである。

　ぐぃ、と腰を進め、亀頭を美羽の中に埋め込んでしまう。
　既に入り口は開いていたから、ことさらに指で広げてやらなくても、その発達した小陰唇を巻き込んでしまうことはなかった。

　「ぁっ！！…あぃぃっっ！！」

　貫通済みであっても、太さが違う。美羽の視界に再び星が散った。

　「うっ、ほんとだ…すげぇ狭い…」

　中を無理やり広げていく感触を楽しみながら、榊は体重を乗せて美羽を引き裂く。
　柚子に惚れてしまった今となっても、長年憧れていた身体を貫いてゆくこの瞬間は格別に感じられた。

　「あﾞぁーっ、うーぐぅっ！！」

　カナタの時とは違う、単なる痛みだけではない強烈な異物感を股間に感じ、美羽は大きくのけぞった。

　「いぃーーっ…ったっ…ぃぃいぃぃっ…ぁぃいぃっ」

　一度開通した経路は、一度で榊の半分ほどを呑み込んでしまう。
　そして何度か榊が出入りしたあと、一番奥を突かれて、美羽は再びのけぞった。

　歯を食いしばって耐える美羽を下に見ながら、榊は腰の動きを速めていく。

　周囲の男子たちも、食い入るように犯される美羽の姿を見つめていた。