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第57章 【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (7)

【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (7)


　美羽が男子たちの性奴隷に堕ち、悲痛に叫ぶ毎日を送る裏で、柚子は梶原宗介を恋人として受け入れた。

　それは美羽に対する意趣返しとして始まった関係だったし、彼の持つ生殖器もこれまで柚子が高く評価してきたものよりもずっと幼いものである。

　にも関わらず。


　今や彼なしでは生きていけないと思えるほどに、柚子の中で宗介の存在は大きなものとなっていた。

　「これが愛ってやつかなぁ…」

　半分笑い出しそうになりながらも、柚子は自分の部屋で独りごちたものである。



　そうしてかけがえのない人となった宗介に諭され、柚子はある決心をした。

　「お前が楽をした分のツケは必ず誰かに回るんだ、それでいいのかって。」


　・・良くない、よね。