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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第57章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (7)
「えっ、なによ。今言いなよ…」
「まあまあ。私は部屋行くから、ごゆっくりぃ。」
そう言って踵を返しかけた柚子であったが、そこで何か違和感を感じる。
いつものテーブルの上には無かったものがあったのだ。
「あ!母子手帳?!お姉ちゃん、貰ってきたんだ!」
ミッピーの柄がついた可愛らしい水色の母子手帳が、テーブルの上に置かれていた。
「う、うん。今日、交付されたんだ…」
ちょっと恥ずかしそうに、華はうつむく。
「そっかぁ。よかったぁ。赤ちゃん順調なんだね。いよいよお姉ちゃんもこっちの人だ。」
「うん。先輩、よろしくねw」
「おー、任せとけw …って何をww でもまあそういう事なら、二人でゆっくりお祝いしなよ。じゃあね。」
柚子は、こうなるとますますこの話はできないなあと、もう相談すること自体をあきらめて、部屋に上がって行った。
「なんだったんだ…柚子は…」
「なんか相談したいって言ってたけど、気を使ったんだよ。私たちに。」
そう言って華は父に顔を寄せると、唇を重ねた。