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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第15章 視られる興奮・煽られて自壊
[9月22日] 父の告白日記
あの狂ったような週末からもう1週間が過ぎた。
週が明けてから空気はぐっと冷たくなり、急速に秋の装いを深めてきている。
あれ以降、私自身は仕事が忙しく、二人と十分な時間をとることは出来ずにいたが、それでも柚子と私たちとの距離感がグッと縮まったのは実感できた。
食事の時くらいしか下に降りてこなかった柚子は、最近ではリビングでしばらく時間をとるようになっている。
そして以前はほとんど肌を見せないような服でしか家の中を歩かなかったのに、Tシャツやタンクトップにショートパンツやミニスカートなど、露出の多い恰好を目にすることも多くなった。
これまで柚子は全体的にスキを見せない娘であったが、こうした「緩んだ」姿を見せるようになったということは、それだけ心を許せる間柄に戻ったと考えてよいだろう。
もうあのようなことが二度とあってはいけないだろうが、結果的にあの1日はこれまで気持ちが離れかけていた柚子を家族のもとに引き戻す効果があったのだ。