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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第18章 母であっても…
[9月22日] 風景:妹の部屋
陽性を示す白いスティックを見つめたまま、二人はしばらくの間言葉もなく立ち尽くしていた。
「柚子…あんたまさか、お父さんと…」
「ちっ、ちがう、違うよ。パパと、子供が出来ちゃうようなこと、私してないって!」
かろうじて嘘にはならない返事を柚子は返した。
確かに避妊はしていたのだから、しっかりとしたセックスをしてしまってはいても、その表現は嘘ではない。
そして今日の今日で検査薬に反応するわけはないのだから、仮に今日の避妊が失敗していたとしてもそれによるものでないことは明らかだった。
華も、これまでの柚子の態度からして自分のいないところで二人がつながるようなことはないだろう、と信じきっていたからその言葉を素直に受け取った。
「…ってことは…あのとき、かぁ」
9月の初旬、柚子の全身に撒き散らされた精子を全て舐め取って、柚子の膣内に注ぎ込むという悪戯。
そんな自分のした悪戯が妊娠に至るなど、華自身は想像もしていなかったのだが、しかし結果は厳然と存在していた。