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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第19章 太いのが好き/細くても好き
「いただきます。」
可美村クンは自然とそう言って手を合わせました。
そして、武士のように背筋をピンとさせて、お箸でつまんだおかずを口に運びます。
そんな彼のしぐさを、私はぼんやりと眺めてました。
私を教育と称してさんざんに痛めつけた両親でしたが、それでも小さいころに教えられたことは体から完全に抜け切ることはなく、私はおのずと人の食事の仕方を観察してその人となりを理解する癖がついているのです。
そして可美村クンのしゃんとしたその姿は私の中の彼に対する好感度をさらに上げていきました。
「うんっ、おいしい。とてもおいしいです。…て、あれっ、桜井さんは食べないんですか?」
「あっ、うん。食べる。食べるよ。…ね、でももう桜井さんはやめて欲しいなあ」
「えっ、そ、そうですか。じゃあ…真知子さんって呼びます。」
本当は真知子って呼び捨てにしてほしかったけど、そこまで要求したらさすがに引いてしまうかもしれませんでしたから、私はそれで我慢しました。
「じゃあ、呼んで。」
「まちこ、さん。」
「なあに?」
私は満面の笑みで彼の呼びかけに答え、首をかしげて彼の眼を覗き込んだのでした。
可美村クンは自然とそう言って手を合わせました。
そして、武士のように背筋をピンとさせて、お箸でつまんだおかずを口に運びます。
そんな彼のしぐさを、私はぼんやりと眺めてました。
私を教育と称してさんざんに痛めつけた両親でしたが、それでも小さいころに教えられたことは体から完全に抜け切ることはなく、私はおのずと人の食事の仕方を観察してその人となりを理解する癖がついているのです。
そして可美村クンのしゃんとしたその姿は私の中の彼に対する好感度をさらに上げていきました。
「うんっ、おいしい。とてもおいしいです。…て、あれっ、桜井さんは食べないんですか?」
「あっ、うん。食べる。食べるよ。…ね、でももう桜井さんはやめて欲しいなあ」
「えっ、そ、そうですか。じゃあ…真知子さんって呼びます。」
本当は真知子って呼び捨てにしてほしかったけど、そこまで要求したらさすがに引いてしまうかもしれませんでしたから、私はそれで我慢しました。
「じゃあ、呼んで。」
「まちこ、さん。」
「なあに?」
私は満面の笑みで彼の呼びかけに答え、首をかしげて彼の眼を覗き込んだのでした。