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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第19章 太いのが好き/細くても好き
「そりゃあ、そうです。だからみんなの平均点が上がれば素直に嬉しいんですよ」
可美村クンは本気でそう思っているようで、嬉しそうに、昔クラスのみんなの点数が一気に上がった時の話をしてくれました。
何人か、点数のいい子に数学の教え方と、そこで覚えたことがどんなことに役に立つか、そんなことを教えてあげて、その上で生徒同志に教えあいをさせたのだそうです。
そうしたら、教えられた生徒だけじゃなくて教え側に回った生徒のほうも成績がグンとあがったのだとか。
「でもそれはたまたま仲のいいクラスだったから上手く行ったんですよね。別のクラスでは上手く行きませんでした。」
「そうなの。柚子のクラスはどうかしら。」
「まだできたばかりのクラスですから、どうなるかわかりません。けど桜井君は教え側になるでしょうね。」
「あら、あの子そんなに頭いいの?」
「はい。賢い子だと思います。」
「へえぇぇ。」
私は娘たちに勉強しろなどと口うるさくしたこともないし、成績表に文句を言ったこともありませんでした。
ただ健康でいてくれればそれで良いと、成績自体にもあまり興味をもっていなかったのです。
可美村クンは本気でそう思っているようで、嬉しそうに、昔クラスのみんなの点数が一気に上がった時の話をしてくれました。
何人か、点数のいい子に数学の教え方と、そこで覚えたことがどんなことに役に立つか、そんなことを教えてあげて、その上で生徒同志に教えあいをさせたのだそうです。
そうしたら、教えられた生徒だけじゃなくて教え側に回った生徒のほうも成績がグンとあがったのだとか。
「でもそれはたまたま仲のいいクラスだったから上手く行ったんですよね。別のクラスでは上手く行きませんでした。」
「そうなの。柚子のクラスはどうかしら。」
「まだできたばかりのクラスですから、どうなるかわかりません。けど桜井君は教え側になるでしょうね。」
「あら、あの子そんなに頭いいの?」
「はい。賢い子だと思います。」
「へえぇぇ。」
私は娘たちに勉強しろなどと口うるさくしたこともないし、成績表に文句を言ったこともありませんでした。
ただ健康でいてくれればそれで良いと、成績自体にもあまり興味をもっていなかったのです。