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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第19章 太いのが好き/細くても好き
「そういう理科系の科目は前提条件があるというか、大きく間違わない程度に誤差を許して計算を簡単にしています。だから本当の現実とはわずかに違う答えであっても正解としてるんです。」
「ふううん…よくわからないわ。でも、それなら数学はなんで正解があるの?」
「それは、数学は人間が定義したものだからですよ。人間が決めたルールに従った法則なのに、いまだにわからない、見つかっていない法則がある。そんなところが楽しいんです。」
可美村クンはそうしてお仕事の話を続け、私はそんな彼の表情を微笑ましく眺めていました。
彼がイキイキとして見えるものだから、私にはあんまり面白いとは言えないそんな話を延々と聞き続けてしまいましたが、それでも退屈だなんてちっとも思いません。
しかし楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきました。
そして私がほんのりと期待していたようなロマンス展開にはならず、その日も終わってしまったのです。
「今日は本当にありがとうございました。」
「洗濯もしていってあげようか?」
「いえ、それは大丈夫ですよ。だって…」
「嫁イラズ、がありますもんね(笑)」
「ははは。」
「ふううん…よくわからないわ。でも、それなら数学はなんで正解があるの?」
「それは、数学は人間が定義したものだからですよ。人間が決めたルールに従った法則なのに、いまだにわからない、見つかっていない法則がある。そんなところが楽しいんです。」
可美村クンはそうしてお仕事の話を続け、私はそんな彼の表情を微笑ましく眺めていました。
彼がイキイキとして見えるものだから、私にはあんまり面白いとは言えないそんな話を延々と聞き続けてしまいましたが、それでも退屈だなんてちっとも思いません。
しかし楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきました。
そして私がほんのりと期待していたようなロマンス展開にはならず、その日も終わってしまったのです。
「今日は本当にありがとうございました。」
「洗濯もしていってあげようか?」
「いえ、それは大丈夫ですよ。だって…」
「嫁イラズ、がありますもんね(笑)」
「ははは。」