この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第4章 ある一日
[8月12日] 風景:ある日のダイニング(午前)
父親が盆休みに入ると、彼と二人の娘は決まって3人で朝食をとるようになっていた。
ここしばらく妹のほうが姉に声をかけることなどまったくない日が続いていたのに、昨今緩やかにではあるが、二人は昔の仲のよい姉妹に戻り始めているように見えた。
娘たちはきちんと着替えて来てから朝食のテーブルにつくが、ずぼらな父親はパジャマのままで台所に立つ。そして、娘たちのために朝食の準備をするのがこのところの日課となっていた。
そしてこの日も、3人はいつも通りにテーブルを囲んだ。
「いただきます」
そういって、3人は会話の乏しい朝食をとり始める。
トーストとサラダにスクランブルエッグ、そしてコーヒーだけの簡単な朝食であったが、二人の娘は器用にナイフとフォークを使って食事をする。
このあたりは母親の教育の賜物である。