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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第24章 完全なる露見
 つまり、

 もし柚子が妊娠してしまったら、華にこの関係がバレてしまうではないか。
 
そのような心配である。しかしそれでもなお、父はそちらへ向かって歩みを止めない。

 「…本当に…いいのか?」
 「……いい」 

 言い切った柚子の言葉に父に歪んだ勇気を得て、彼は最後の力を振り絞って再び激しく柚子を突き始め、ついに柚子の中に射精するぞと腹を決めてしまったのだった。
 
 彼女の「大丈夫」を安全日だと、彼は認識したのだろうか。
 真実はそうではないし、本人の申告だけで十分な確実性があったとは言い難いはずだが、それでもそれを信じたい、信じてしまえば何も躊躇なくこのまま精子を注ぎ込めるのだという思いが、父に疑いを持つことをさせなかったのである。

 「やっ、はっ、わんっ、あんっ、やんっわん、あっ、はっ、あっあっぁっあっあっぁんっ」
 「ああっ、もうイク」
 「あっ、やっ、だめっ、あたっしもっ、またイっ、いくっ……ん、んんんあああぁああぁぁいっ、いくぅっ!」

 びゅっ、びゅくっ、びゅくっ…

 十分な時間、刺激を受けつつも耐え抜いたあとだけに、父の射精はこれまでにないほど力強く行われた。
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