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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第25章 怒 IKARI
ゴッ
という、鈍い音を耳にして私は我に返った。
握り締めた右手のこぶしに痛みを感じる。
それは私がお父さんの顔を、思いっきり殴りつけた音だったのだ。
お父さんの顔には、私に殴られたところに真っ赤な痕がついていた。口の中が切れたのか、口元から血が流れている。
お父さんは泣きそうな、痛そうな顔でこっちを見ていたけど、そのまま起き上がろうとする素振りもなかった。
だらしなく股を開いてそこから精液を垂れ流し続けている柚子のほうに私が目をやると、柚子は
「ひっ、おっ、おねっ、ちゃん…ご、ごめん、なさ…」
と怯えた表情を見せる。
私は柚子の謝罪(?)を最後まで聞かずに柚子の頬をおもいっきりひっぱたいた。
「ぎゃぁっ!」
って声を上げて、柚子もひっくり返る。
もう、口で何か言おうと思っても言葉なんか出てこない。ひたすら怒りと悲しみに包まれていた。
私はひっくり返ったままの柚子の手を取って引き起こすと、さらにもう一度頬を張り飛ばした。
バチーンって音が玄関に響いて、柚子は再び吹っ飛ぶ。